機材レビュー Sony FE50mmF1.2GM
Sony α7Ⅳ FE50mm F1.2GM 絞り開放の作例
こんばんは!
スレッズでレビューするレンズのアンケートしたところこちらのレンズが僅差で1位になりました。とは言っても3票のうち2票なんですけどね笑
したがって、今回は標準単焦点のSonyFE50mmF1.2GMをレビューします。あくまで、僕の個人的な主観であり、作例も加工してある作品ですので、純粋にレンズの性能評価をご覧になりたい方は、他の詳しいレビューをご覧いただくことをおすすめします。
1.イントロダクション
まず、このレンズのレビューの前にまず僕の撮影における50mm単焦点の使い方について簡単に触れます。
50mmという焦点距離は、寄り引きどちらでもいける万能な焦点距離です。ポートレート撮影に一本だけ単焦点持っていけといわれたら、屋外なら迷わず50mmを持ち出します。
でも僕が最も使用するのは、24-70mmF2.8か35-150mmF2-2.8なんですよね。このズームに加えて単焦点1-2本持ち出すときに50mmは最有力候補になります。という訳でまずはズームレンズと併用する場合にどう使うのか、そしてズームレンズと併用しない場合、50mm単焦点はどのように使うのかを述べたいと思います。
2.標準ズームとの使い分け
F2.8より大きな絞りだったら、標準ズームの方が画角が変えられるし、便利じゃない?って思う方、多いと思います。最新の大三元ズームなら描写もバッチリですしね。僕も今は標準ズーム派です笑 レンズ交換面倒くさかったりもします。
では何故50mm単焦点を使うのか?それは絞り開放付近の描写とボケ感を生かした絵を撮りたいからです。冒頭に絞り開放のバストアップの作例を載せましたが、葉っぱとか枝とか比較的うるさくなりがちなものも自然なボケ感で主役を引き立ていませんでしょうか?
そうなんです。このレンズの魅力は、開放から解像感と自然なボケ感が高いレベルでバランスしていること。特にバストアップより引いた絵で威力を発揮するように感じます。
引きの作例をもう一つ。
もちろん、寄っても良いですが、寄り過ぎるとボケ過ぎの可能性もあって、僕はこの2つの作例くらいの距離が好きです。
そしてズームと併用して単焦点レンズを使う理由のもう一つは、ナイトポートレートなどくらいシーンがありますが、こちらは試していないです。試した方がいらっしゃれば是非SNSにコメントください。
3.単焦点レンズ単独での使用
現在、僕は標準ズームレンズと併用していますが、ポートレートを撮り始めたころ、単焦点のみ使用していた時期がありました。歪みと被写体さんまでの距離を考慮して当時はNikon58mmでした。
当時は58mmの焦点距離を使って寄りと引き全て撮る訓練をしていました。単焦点を使い込んでいくと、被写体さんの顔に歪みを感じるとかコミニュケーションをとるための距離感はどうかとか自分なりのスタンダードができる気がします。FE50mmF1.2GMはそういった目的で使い込むのも良いと思います。
4.最後に
あれ、これってレンズレビューじゃないんじゃないという方に僕がこのレンズに感じたことを述べると、開放から解像感高く、ボケも綺麗、個性的なFE50mmF1.4ZAとは異なり優等生的描写、そしてF1.2というスペックではあるものの持ち出すにはやや重いといったところでしょうか? あまりこれと言った欠点がないので、他のレンズと比較してどうのこうのいうよりも持ち出してじゃんじゃん使い込んでください!
少し長くなりましたので、今回はこのあたりで終わります。最後に少しでも良いと思ったら、SNSへのフォローといいね!を是非お願いします。励みになります。